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乗り物で
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乗り物であった怖い話
終電の客
夜11時45分、最後の電車が駅に滑り込んできた。疲れ果てた俺は、空いている席に座り込んだ。窓の外は真っ暗で、自分の顔が薄っすらと映っている。 車内には他に3人しかいなかった。向かいの席には年配のサラリーマン、車両の端には学生らしき若者、そして...
2025-04-07
終わりなき道程
「もう三時間も同じ道を走っている」と佐藤は呟いた。助手席の妻・美香は眠ったままだ。後部座席では六歳の娘・陽菜が携帯ゲームに夢中になっている。 佐藤家の夏休み旅行は、順調なはずだった。朝早く東京を出発し、山梨の温泉宿に向かう予定だった。ナビ...
2025-04-04
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